強みを見える化してくれるストレングスファインダーテストを受けました。
結果を見てなるほど、というような、そうかなあ、というような気持ちです。
私の上位5特性
ストレングスファインダーテストは性格資質を34に分類し、その人の強みを明らかにするというものです。
私の場合は上位から調和性、学習欲、適応性、アレンジ、親密性でした。
ざっくりした解説では
「調和性」意見の一致を求めます。意見の衝突を嫌い、異なる意見でも一致する点を探ります。
「学習欲」学習意欲が高く、常に向上に駆り立てられます。学習の成果よりもプロセスを重視します。
「適応性」状況をあるがままに受け入れ、日々の積み重ねにより未来を見出す今を生きます。
「アレンジ」物事を整理し組織化するとともに、柔軟にリソースを組み合わせて生産性の向上を目指します。
「親密性」親密な人間関係を好み、目標達成のために協力することで満足を得ることができます。
並べてみると強みというより、むにゃむにゃしてる気もしますが、
「現状を整理しながら目標へ向かって一緒に成長を目指す」と組み替えてみると事務所の方針と一致していると思います。
結果が示すものではなく
テストは各設問が制限時間20秒と短く、割と対立していない選択肢のどちらに当てはまるかと聞かれるので、どっちもそうだよな~なんて迷っていると時間切れになるため、回答はかなり勢い任せでした。
問題も誤読していそうですし(これは私の問題)、どこまで正確かな、と思うところはあります。
また、「こうあるべき」と思っていても実際できているかはわかりません。思考の傾向はあれど、実態が伴うかは別です。
「健康のために朝のジョギングをすべきか」と問われれば「イエス」ですが、「今日は寒いのでお休み」することは往々にしてあります。
そう考えるとこの結果は現状と、少し先のあるべき姿が混ざったものです。
結果と向き合いながら、今までの自分の行動と合致していること、理想としていること、と整理していくことで現状とあるべき姿までの道筋が見えてきます。
問題解決は現状からあるべき姿までのギャップをどのように埋めていくかを考えていくものですので、単純に結果だけを見るのではなく、結果と向き合って考えることがこの手の診断の真価だと思います。
結果と向き合ってそれぞれの要素を整理してみるべきというのは、会計数字も同じです。
単純に最終がプラスかマイナスかで判断できるものではなく、前期比でどうだったのか、改善/悪化した要因はどこだったのか、利益は本業で得ているのかその他の部門でカバーしているのかなど、結果に至る過程で見えることは多岐にわたります。
そして目標に向けてどう行動するかは、現状を客観視することから始まります。
お時間のある時にでも構いませんので診断する時間を持つこと、視点を持つことをお勧めします。
好みもよくわかる
結果を眺めてみると「ソーイング・ビー」というテレビ番組が好きなわけだなあ、と思いました。
この番組はイギリスの一般人参加型のお裁縫コンテストです。
参加者は長年家族の服を作ってきたお父さんやお母さん、自分や仲間の服を手入れしてきた軍人の男性、趣味のコスプレ衣装を作ってきた人、学生など年齢、性別、経歴も様々です。
コンテストなので参加者は同じ課題に対して各々作品を作って競い合うのですが、いがみ合ったりすることなく、一緒に難解な作業の指示を解読しようとしたり、力が必要な作業にお互いに手を貸したり、制限時間を一緒に励ましあって乗り切ろうとしたり、お互いの作品に刺激を受けたりして勝ち残っていく様子が、見ていてとても気持ちいいです。
私はお裁縫をしないのですが、個性的な作品を見るのも楽しいし、服を作る工程の説明や、様式ができた歴史背景も解説があって興味深いです。
現在NHK教育とアマゾンプライムなどで配信があると思いますので、未見の方はおすすめです。
お料理版の「ブリティッシュ・ベイクオフ」も好きです。
そして、明日は寒さに負けずに朝のジョギングしたいと思います。