税理士が必要なとき

税理士がなぜ必要なのか、どういう場合に必要なのか。

会社経営や事業を始めると会計処理や決算が必要になります。
個人の場合は不動産を売ったり、相続や贈与など様々な場面で税務申告が必要になります。
自分の申告を自分で行うことが原則であり、ご自身で事足りるのであれば、税理士を使う必要はありません。今はwebやSNSでいろいろと情報が出てきますし、便利なソフトやサービスもいろいろあります。
ただし、税理士以外のだれかに相談や申告書を作って貰うことはできません。
税務相談、申告業務は税理士の独占業務のため、有償無償を問わず違法行為になります。

実際には知り合いでちょっとわかるから、で軽く請け負っているケースも見かけるのですが、税法に従うべきところ、独自の解釈をされていたり、税法自体が年々改正で変わってきますので、過去のちょっとした知識だけでは通用しないことも多くあります。前述の通りwebでも情報は出てきますが、ケースによって異なることも多いので、同じ状況なのか注意が必要です。

また、現段階での生成AIは「文章として」正しいかで回答を作成しており、「税法として」正しいかどうかを判断していませんので、こちらも注意が必要です。(いずれはできると思いますが現時点では)

税理士が必要かどうかの判断としては、自分では時間が取れない、管理しきれない規模になったなどのタイミングでよいと思います。

事業の場合は、税務申告だけではなく、日々の数字の管理や会計処理の合理化、事業計画や資金繰りのご相談をいただくのが一つのタイミングです。
また、相続や贈与についてはその時になってからでは間に合わないこと、事前に備えたほうが良いこともあるため、事前にご相談いただくのが一番良いと思います。

相談したいことができたら、お声掛け頂ければ幸いです。